古代エジプトの神話の世界へようこそ―。八王子市谷野町にある東京富士美術館で「古代エジプト展」が9月19日から12月5日まで開催されます。展示品は世界有数のエジプトコレクションを所蔵する「国立ベルリン・エジプト博物館」の所蔵品約130点。その多くは日本初公開だそうです。「天地創造の神話」をテーマに、古代エジプト人が信じた世界の始まり、死後の世界についてなどを紐解いていきます。
第1章 天地創造と神々の世界
古代エジプト社会においては、全知全能の神々の力によって、自然や生物、太陽や月、星ぼしに至るまで、この世の全てが創造されたと考えられていたそうです。この章では神々の姿や、神々が創った森羅万象を紹介します。
写真は「パステト女神座像」。昔からネコは癒しの神として崇められていたようですよ。猫の癒しは時代や国境を越えます…!
写真は、疫病を退散させるといわれる古代エジプトの女神「セクメト女神座像」。
第2章 ファラオと宇宙の秩序
宇宙の全体を支配する秩序・摂理(マアト)は、絶対であり、個々の人間が遵守すべき最も重要な規範・道徳としても考えられていました。人間社会のリーダーであるファラオは、社会の中でマアトを守り、実行する最高責任者でした。
写真は絶世の美女と謳われたネフェルティティ王妃あるいは王女の頭部。歴史の教科書で見たことがある人も多いのではないでしょうか。今回は絶世の美女も降臨します。
第3章 死後の審判
死者は、墓地の守護神でミイラ作りの神でもあるジャッカルの頭をしたアヌビスにより、「二つのマアト(正義)の広間」に導かれます。
写真は「タイレトカプの人型木棺(内棺)」。緑色の顔は再生復活のしるしなのだとか。
古代エジプトの神話には壮大な生と死のサイクルが描かれています。かつてない古代エジプト神話の世界をのぞいてみてはどうだろう。
「古代エジプト展~天地創造の神話~」招待券プレゼント(5組10名様)
- 氏名・住所・年齢・「タウンニュース八王子版9月16日号」の紙面の感想、タイトルに「古代エジプト展」を明記しメールを。present04@townnews.co.jp
- 2021年9月23日(木・祝)締め切り
※当選発表はプレゼントの発送を以てかえさせていただきます
※個人情報は郵送のみ使用いたします