一部メディアで報道されていますが、2022年度の税制改正により、住宅ローン控除額が引き下げられる可能性が高くなっています。現行制度の恩恵を受けるためには、「いつまでに」「何をしておけば良いのか」について、茅ケ崎駅から徒歩1分の『(株)令和地所』の山中久東社長に話を聞いてきました。
■山中社長 コロナの影響もあり、2021年度の税制改正では住宅ローン控除制度が拡充され、『適応期間の延長』や『床面積の緩和』が盛り込まれていましたが、2022年度の税制改正では一転して、控除額や控除率が引き下げられる可能性が高くなっています。その背景にあるのが、いわゆる『逆ザヤ』問題です。
- 『逆ザヤ問題』?? 初めて聞きましたが…
■山中社長 『逆ザヤ問題』とは、住宅ローン控除の控除率である1%よりも低い金利の住宅ローンを借りて住宅ローン控除を受けた場合、毎年の住宅ローン控除額が金利支払い額を上回り実質的にマイナス金利で住宅ローン借りていることです。
- ウ〜ン…正直、よく分からないです(汗)ズバリ、「いつまでに」マイホーム購入や湘南移住を決めるとお得なんでしょうか?
■山中社長 みなさん、苦手なのでご安心ください(笑)。「住宅ローン控除制度」が廃止されることは確定していませんが、現行制度の恩恵を確実に受けるためには、控除適用の条件となっている以下の期間内に、契約等を締結しなくてはなりません。仮に廃止となると控除額で最大500万円の差が出てきますので、「今年購入するか」「来年購入するか」で「得する人!損する人!」が出てくる可能性がありますね。
◆新築注文住宅:2021年9月30日【終了】
◆分譲・中古住宅・増改築:2021年11月30日まで
◆入居時期:2022年12月31日まで
移住ブームで、物件相場が上昇 「しばらく続きそう」
■山中社長 最近の湘南エリアの物件相場は上昇傾向にあります。「ウッドショック」の影響や、都内からの移住者が多く、需要と供給のバランスが反比例していることが要因です。「人口増加率1位」になった藤沢市をはじめ、茅ヶ崎も非常に人気が高いです。
最近では、売地にのぼり旗を立てた瞬間に問い合わせがきたり、利便性が悪い場所でも、あっという間に成約となるので、正直びっくりしています。こんなにスピーディに物件が動く状況は、今までに経験がありません。強気の価格設定も増えているので、購入するなら「今がお得」と言えます。でも、決してあおっている訳ではありません。購入や契約はじっくりとご検討くださいね。
住宅ローンに強いスタッフが在籍、最新の「VR内見」も
(株)令和地所は、住宅ローンに精通したプロが多数在籍。また、接客力には定評があり、大手不動産サイトの「優良店認定」を獲得しています。HPの「スタッフブログ」では、日々お得な情報や不動産に関する知識を更新中です。
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