建設中の等々力水処理センター高度処理施設の工事用仮囲いに10月15日、市内の小学生が描いた絵画やポスターの写し約530点が掲示された。水質保全への意識向上などの目的で企画した市下水道作品コンクールの応募作品で、1年間掲示される。
囲いには、生活排水を循環し河川に放流するまでの仕組みを写真とともに伝える解説板なども設置。上下水道局の担当者は「日常的に使う水に意識を傾けることは普段なかなかないと思う。親子で考えるきっかけになれば」と話す。下水処理するセンターは市内に4カ所あり、等々力の高度処理化は2023年から段階的に稼働させるという。