防災について気軽にしゃべりながら考える「あおぞら防災カフェ」が11月14日午前10時から正午まで、蒔田公園内の環境活動拠点前広場で行われる。主催は大岡川アートプロジェクト実行委員会と宮宿花1・2丁目町内会。
2021年は「防災」をテーマに
同実行委員会は毎年12月にアート企画「光のぷろむなぁど」を行うが、イベントの目的である「地域と人、人と人の関係を作る」ことを具現化するため、今年は「防災」を企画の柱にした。
蒔田公園には広域避難場所などの役割はないが、大規模災害時に多くの人が集まることが予想される。同実行委員会は、それを想定し、公園周辺の住民に現実的な防災意識を高めてほしいと企画を立てた。
防災カフェ
防災カフェは南消防署の職員を招き、区が作った防災マップの見方や地域防災拠点の役割、風水害の備えについて話を聞く。その上で、参加者ができる家庭での防災対策などを疑問点を確認しながら話す。コーヒーを提供し、リラックスした雰囲気を心掛ける。
「光のぷろむなぁど」
「光の-」は昨年、感染拡大防止のため、蒔田公園を使った作品展示を取りやめ、映像を動画配信するのみにした。今年は12月4日に同公園で開催。同日開催の「よこはま運河チャレンジ」に合わせ、公園内で防災企画とキャンドル展示などを行う予定。同実行委員会は「防災カフェとともに、イベントを通して人のつながりを構築し、自分たちが住むまちについて考えるきっかけを提供したい」としている。
カフェ参加は無料。希望者は直接会場へ。詳細は同実行委員会にメール(ohokagawaart.koho@gmail.com)で。
併せて読みたい