令和３年度アートによる緑区の魅力発信事業「山下学舎文化祭」が山下地域交流センター（旧山下小学校木造校舎）で28日まで開催されている。開館時間は、午前９時から午後５時（日曜日は０時半まで）。月曜日、祝日は休館。

｢建築記録集｣の写真

　会場となる同地域交流センターは、１９４２年に建築された山下小学校の木造校舎を活用しており、県内で唯一現存する戦中期の木造校舎。86年３月の山下小学校分校の廃校直後の貴重な姿を収めた「建築記録集」の写真28点を展示中だ。

　また、実際に山下地区で使われ、地域から寄贈された農機具や生活用具も展示されている。

　そのほか、チョークなどで描く「黒板アート」の展示も。１階には、小学生がワークショップで「わたしたちのまち」をテーマに描いた同アートが２枚。また、２階には、木造校舎に眠っていた黒板に描いた作品「緑区、みつけた！」も飾られているという。また、日学株式会社の協力で「日学・黒板アート甲子園」の入賞作品のパネル展示も行われている。

　近隣にある山下小学校の小学生たちが描く「山下のすてきなところポスター」や「山下の町いいところカルタ」などの作品も展示されており、老若男女楽しめる内容だ。

　同文化祭に関する問い合わせは、緑区役所区政推進課【電話】０４５・９３０・２２２８。