横浜市緑区の中山商店街協同組合(奥津守理事長)は11月27日、中山駅南口ロータリーにイルミネーションを設置した。
見上げるほどの高さのイルミネーションは青や白にきらきらと輝き、駅利用者や地域住民の目を楽しませている。
同商店街の担当者によると、これまでイルミネーションの設置は会員有志がボランティアで行ってきたという。しかし設置前に電球のコードが切れていないかの確認や、支柱に電球を巻き付ける作業(当時)に手間が掛かっていた。加えて高所作業が危険などのことから2018年に中止を決定していた。しかし、2020年に新型コロナウイルスが流行したことを受け、「コロナ禍でも商店街利用者に明るい気持ちになってもらいたい」と昨年復活させたという。
早朝出勤者にも
点灯時間は午後4時〜午前1時。また、早朝出勤者らにもイルミネーションを楽しんでもらおうと午前4時〜7時にも点灯するよう変更した。
奥津理事長は、「イルミネーションを見た方が『きれい』と言っているのを聞いていると、こちらも元気をもらえるような気がする」と語る。
昨年に続いて設置を担当したナトリ電設(株)の名取勲社長は「心温まるイルミネーションを見てほしい」と話す。