「 60 点でいいから長続きを」 取材協力/藤沢市保健医療センター 明間勤子所長

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明間勤子所長

 新型コロナウイルスが発見されてから約2年、その影響で運動不足や体調の変化を感じている人は少なくない。市内大庭にある藤沢市保健医療センターの明間勤子所長は「市民の方の健康への意識は高まっていると感じる。無理をせず60点でいいから長続きする健康管理をしてほしい」話す。

 同センターは、市と藤沢三師会(藤沢市医師会・藤沢市歯科医師会・藤沢市薬剤師会)により1993(平成5)年に設立された公益財団法人藤沢市保健医療財団によって運営されている。健康診断および検査外来・健康づくりトレーニング、在宅支援サービスが主な事業で、保健・医療・福祉を一体化したサービスで市民の健康をサポートしている。明間所長によると、運動指導員、保健師、栄養士などの専門スタッフが医科学管理に基づき行っている健康づくりトレーニングは、全国的にも珍しいという。

コロナ太り具体的対策を

 自粛生活やテレワークなどの影響で運動不足、食べ過ぎ飲み過ぎによる体重の増加、いわゆる「コロナ太り」は生活習慣病のリスクが高まり腰痛や膝痛の原因になることもある。

 明間所長は「例えば、ケーキはあっという間に食べてしまうけど、そのカロリーを運動で消費するとなると何十分もかかってしまうので大変。普段の生活の中で、間食を減らすとか、運動は通勤の朝は一駅歩く、会社では階段を使うなど具体的な方法を考えてほしい」という。

 同センターのホームページでも簡単な体操やバランスの良い食事の選び方などの動画を配信している。「100点を取ろうとせず、60点でいいから続けていくことが大切。体重はすぐに減りませんから」と呼びかけている。

健診の結果は忘れず確認を

藤沢市保健医療センター

 また、同センターでも行ってる健康診断について、「受診した際に診断の結果報告を必ず見てほしい」と注意を促す。

 生活習慣病の予防など病気の早期発見・早期治療につながる健診だが、診断報告を無視しては意味がないという。「診断結果と一緒に『精密検査が必要です』『3カ月以内に再検査を受けて』などの報告があります。これを無視してしまうと健診を受ける意味がない。重篤な病気にもつながるリスクがあります。コロナ禍でも忘れずに受診してほしい」と話した。

住所

神奈川県藤沢市

公開日:2022-01-01

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