倉見地域集会所で「クラミスマイル倉見こども食堂」が始まった。初日の12月25日に親子連れなどが続々と来場し、豚汁とおにぎりを味わった。
企画の中心になったのは、寒川町食生活改善推進団体の小川千鶴子さん(57)。管理栄養士の資格もあり、10月に「食に関することを始めたい」と子ども食堂を立案。地元自治会なども協力し、構想から2カ月ほどで実現させた。
豚汁とおにぎり 次回は1月22日(土)
準備に携わった約10人の多くは同団体のメンバーで、個人や事業者からの寄付でまかなった。米や野菜をはじめ、のぼり旗やエプロン、炊飯機なども寄贈されたという。小学生以下の子は無料で、中高生は100円、大人は500円とした。オープンして間もなく「いいにおいがする」と親子連れが来場。机を囲み熱々の豚汁を味わった。来場した保護者の一人は「こんな活動をしてくれる人が、地元にいるなんて知らなかった。温まりました」。次回は1月22日(土)正午〜午後2時に開催予定。