日本伝統の着物を次世代に伝えるための催し「歴史へのご招待」が2022年で40周年を迎えるのを機に、主催するきもの文化・歴史風俗研究会(尾崎弘子会長)では着付け無料講習会を実施する。
講習会は、1級着付け技能士らが「自分で着られる着付け」をテーマに指導。1グループ5人で先着40人。3日間の日程で、講習無料(教材費のみ2千円)。会場はみやうち着物学院 川崎大師仲見世通り校。
尾崎会長は「東京五輪で国内外から改めて注目を集めた着物。冠婚葬祭や通過儀礼はもちろん、日頃から楽しんでもらえたら。世界の民俗衣裳との文化の違いなども学べ、子どもの心の成長に役立つはず」と話す。
「歴史へのご招待」
1982年に始まった「歴史へのご招待」では、小学生対象の紅花染め体験や中高生向けの着付けマナーコンテストなどを企画し、着物文化の普及に努めてきた。
40回目となる2022年は、11月13日(日)に中原市民館で開催予定。芸術文化にも親しんでもらおうと、チャップリンなどサイレント映画の放映も企画している。
講習会の申込みや問合せは尾崎さん【電話】090・1544・6497。