地域に愛され33年―。本厚木駅北口の厚木アーバンホテルは、きめ細やかなサービスと心づかいが人気。宿泊はもちろん、レストラン「プティ・ティール」、夏季ビアガーデンや各種催し、会議や合宿、また系列のフィットネスやスパ、ゴルフスクールなどなど…。多くのあつぎ人が一度は利用したことがある厚木の定番スポットだ。
- そんな厚木アーバンホテルの心づかいの秘密を探るべく、全3回の潜入レポートで魅力をご紹介。第1回目は、人気の「おもてなし弁当」テイクアウト。
コロナ禍に潤いのひととき「ホテルの味をご家庭で―」
2020年・21年と続く、不要不急の外出自粛の波。新しい生活様式の中で『テイクアウト』の需要が高まった。厚木アーバンホテルでもレストランメニューのテイクアウトをはじめ、お祝いやイベントに食べたい「おもてなし弁当」(6480円税込)が人気を博している。
この「おもてなし弁当」は、「コロナ禍でいままでのようなお祝い事ができないが、せめて美味しい食事をみんなで楽しんでほしい」というホテルの想いから誕生した。
- 「会食を控えるなかで、私たちにできることをスタッフみんなで考えました。ぜひ大切な日にも、普段の日にもぜひご利用ください」と永田真大料理長は話す。
旬を味わえる「にぎわい弁当」(2700円税込)をはじめ、9つの味が楽しめる「アーバンボックス」(2160円税込)、彩り弁当(4320円税込)と種類豊富に揃うのも嬉しい。
「ひとつひとつに真心を込めて」
この日も厚木アーバンホテルにはテイクアウトのご注文。永田料理長の元、スタッフ一丸となりお弁当を作る。一つひとつ丁寧に仕上げられるお弁当。そこにはレストランのように直接顔を見ることはできないが「お届け先に待つお客様の笑顔のために」という気持ちが伝わってくる。
- 永田料理長は「全ての方にご満足いただけるよう、これからもお客様の笑顔を忘れないように料理を作っていきます」とほほ笑んだ。
思い出を振り返る懐かしの味―
愛され続けた33年。ホテルレストランの美味しいをギュッと詰め込んだ「懐かしの洋食弁当」(1620円税込)が好評だ。ホテルレストランの人気メニュー「オムレツライス」をはじめ、エビフライにハンバーグ…。小さな頃、少し背伸びをして行ったホテルのレストラン。その懐かしい思い出と「ホッと」する美味しさを味わえる逸品。みんなで食べれば思い出話に花が咲きますね。
届けるのはお弁当。いただく「笑顔」が嬉しい
デリバリーは4個から。「そんな少しでも届けてくれるの?」という声が聞こえてきそう・・・。しかし総支配人の村山由紀乃さんはこう語る。「私たちのお弁当を楽しみにしてくれる人がいます。お届け先でのお客様との再会や『ありがとう』の声が本当に嬉しい。コロナ禍で自粛疲れをしている方々のお役に、少しでもなれば」。
- 料理長の想いは今日も厚木の街に届いている。
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