武山地区のマスコットキャラクター「武丸」が焼印されたどら焼きが1月28日㈮、恒例行事「武山初不動」に併せ、武山山頂で発売される。300個限定。
地域活性化に向けて武山地域運営協議会(髙見茂会長)は一昨年末、武山ゆかりのキャラを公募。全国から集まった362点の中から、林在住のグラフィックデザイナー・奥野和夫さんが手掛けた作品「武丸」が選ばれた。未来を担う「ちびっ子剣士」で、胴は三浦半島の海、兜は空やツツジの花をイメージしたという。
これを周知しようと、老舗和菓子店「さかくら総本家」(坂倉真人代表)にオリジナル商品の開発を依頼した。生地には林にある養鶏場「岩沢ポートリー」の卵を使用。地域ぐるみで完成したどら焼きだ。1個250円(税込)。武山店限定で以降も販売予定。
同会員らは25日、上地克明市長を表敬訪問。髙見会長は「目立った場所はない武山ですが、可愛い『武丸』を見た多くの人に笑顔を届けられれば」と期待を込めた。