愛川町を拠点に、音楽とアートで障がい者支援活動を行う「みらいのあいの家」が2月28日(月)まで、町内4店舗で「小さな巡回アート展」を開催している。
みらいのあいの家では、障がい者支援の一環で創作活動のワークショップを行っているが、コロナ禍で作品を発表する機会が少なくなっていた。そこで、これまでの作品を持ち寄り、町内店舗に協力を呼び掛けて店内の一角を借りて行うアート展を企画した。
展示が行われているのは、「たまのや」「菓匠土門」「オオヤ仏壇センター」「花儀」の4店舗。絵画や陶器など4カ所合計で約80点が展示されている。期間は2月28日までだが、今後も展示作品の変更や、展示店舗を増やすなど、アート展を継続していく予定だという。
展示を行っているたまのやの市川直久さんは「絵から、描く人のエネルギーが伝わってきます。展示を通してお店も元気になりますね」と笑顔で話す。アート展で中心となって活動するシンガーソングライターのみらいあいこさんは「協力店舗の皆さんに感謝しています。コロナ禍で作品を見ていただける機会も減っているので、お店を巡って作品を見ていただけたら」と話す。
なお、展示協力店舗は現在も募集中。展示店舗や作品の詳細など問合せは、みらいあいこさん【携帯電話】080・3444・2361へ。