箱根湯本の老舗温泉宿「吉池旅館」。四季折々の美しい庭園を眺めながら、露天風呂で癒される・・・。療養を兼ねて宿泊する著名人や、家族代々で利用しているリピーター客も多く、温泉への定評が高いことでも知られています。そんな吉池旅館の温泉をなんと自宅で楽しめる、土産品が登場しました!
創業から80年、愛され続ける唯一無二の自慢の温泉
商品開発を始めたのは、2020年4月。新型コロナの影響で、全館休館を余儀なくされていた時でした。社内では「コロナ禍でも何かできることはないか」と、自慢の療養泉である温泉をもう一度見つめ直したといいます。
吉池温泉は自家源泉6本の混合泉で、ペーハー値8.1の弱アルカリ性。神奈川県温泉地学研究所の分析の結果、7倍まで希釈しても温泉法の温泉に該当することが分かりました。
「吉池温泉の湯」が箱根ジオパーク認定特産品に
「20ℓの源泉ならば7倍希釈状態にしても、各家庭の浴槽で吉池温泉を愉しむことができる!」
そこで鶴田さんは源泉を持ち帰り、実際に自宅のお風呂で試してみることに。実証実験を繰り返すこと30回以上。完成した「吉池温泉の湯」は、2021年11月に箱根ジオパーク認定特産品になりました。
さっそく自宅のお風呂で試してみると・・・
掛け流しの大浴場や露天風呂と同じ状態になるように、注文が入った段階で源泉を専用容器に詰めるという徹底っぷり。
専用容器を梱包したダンボール箱にも工夫がされています。注ぎ口の部分だけ手で切り取れるように丸くミシン目が付いているので、ダンボール箱ごと浴槽に置くだけで簡単に温泉を注ぎ込むことができます。
予め少し熱めの通常のお湯張りを120ℓ程、その後に「吉池温泉の湯 20ℓ」を注ぎかくはんすると、〈 自宅で愉しむ 吉池温泉 〉が完成です!
まるで、特別室に宿泊したかのような、贅沢な気分に
透明なのでただのお湯にも見えますが、浴槽に注いだ瞬間、家の中に温泉の香りが広がります。まるで、吉池旅館に宿泊しているかのような贅沢な気分に・・・。家族みんなで、ワクワクしちゃいますね。
そして、とにかく気持ち良くて癒される!体の芯から温まっていく様子が実感できます。
温度が下がりにくいのも温泉ならでは。湯冷めすることなく、寝るときもぽかぽか。弱アルカリ性の温泉は余分な皮脂や角質を落としてくれることもあり、すべすべお肌も嬉しい限りですね。
箱根の土産品としてはもちろん、地方発送もできるので、いつもとは一味違うご贈答にも。ホンモノの温泉を、ぜひご自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。