町の魅力や存在をアピールしようと、中井町が町内外に掲出している横断幕と懸垂幕をこのほど新調した。中井中学校入口交差点そばには、中井中央公園を案内する青い横断幕を張り出した。園内にあるカフェや農産物直売所、パークゴルフ場、ローラー滑り台などの施設が、9つのピクトグラムで表示されている。ピクトグラムは、昨年の東京五輪開会式で注目を集めた絵文字のこと。
井ノ口公民館の懸垂幕は「水も野菜も美味しい中井町」というブランドメッセージを記したものに更新された。また、東名高速道路をまたぐ俎(まないた)原橋の下り車線側の防護柵に「以上 中井町でした!」の横断幕を設置。そこから東京寄りの砂口橋上り車線側にあった横断幕を下り側に付け替える作業も同時に行った。秦野市内の芹沢橋に既設の横断幕も合わせて、中井町のPRを3連続で目にすることで同町を強く印象づける効果をねらう。
町はシティプロモーションの一環として、横断幕と懸垂幕の掲出を2017年から始めた。幕のメッセージには「ちょうどいい ちょっといい 里都まち♡なかい」「活力・快適・安心チャージ中!」などがある。今年度開催したワークショップ「なかいファンミーティング」で町民が出したアイデアを基にメッセージとデザインを決定し、3枚の幕をリニューアルした。「町民の想いが込められた幕で中井町の魅力を発信し、さらに浸透させていきたい」と町の担当者は話す。
横断幕と懸垂幕は全部で9カ所に10枚掲出中。