２０１６年のリオデジャネイロオリンピック男子三段跳びに出場した区内在住の陸上選手・長谷川大悟さん＝写真＝が「不安を味方にする準備法」をテーマに語る無料オンラインイベントが３月19日（土）に行われる。午前10時30分から正午まででエントリーはこちらから。

　坂本小学校に入学し、５年生の時に仏向小に転校。小学生時代は理科実験クラブとパソコンクラブに所属し、「スポーツが苦手だった」という長谷川さんだが、橘中学校入学と同時に友人からの誘いを受け、陸上部の門を叩いた。高校２年の秋、走り幅跳びから三段跳びに転向し、２００７年の国体で２位に。東海大学に進み３年時に日本インカレで初優勝した。

　身長１７３cmと跳躍競技の世界では小柄だが、地道に挑戦を続け、リオ五輪を控えた16年４月の大会で自己記録を更新。日本歴代４位となる16ｍ88cmを跳び、自身にとって初めての世界の舞台となる五輪出場権を手繰り寄せた。

　今回のトークイベントでは小学生から社会人まで幅広くワークショップを展開する馬場航平さんがファシリテーターを務め、「ネガティブは悪くない」「不安を感じる理由」「自分の不安を整理する」をテーマに「不安を味方にする準備法」を指南する。