横須賀市内で活動する「被爆体験を語り継ぐ会」による活動紹介が、市民活動サポートセンター(本町)の展示スペースで開かれている。
同会は2017年に発足。戦後70年を過ぎ、体験を験を語る人が少なくなっている中で、被爆者の話をまとめたDVDの鑑賞や核兵器の現状を伝える展示のほか、平和や命について語り合う場を設けている。
会場では原爆投下時の広島と長崎の町並みを再現したジオラマや資料、被爆者援護の歴史を調べた年表などを展示。ロシアのウクライナ侵攻が続く中、メッセージボードも掲出している。「1日でも早く平和な日常が送れますように」「子どもたちに笑顔を」など平和への想いを記したメッセージが花びら状に貼られている。展示や記入は4月5日㈫まで。