豊かな自然が残る遠藤で、散策しながら約130種類の山野草が鑑賞できる「遠藤まほろばの里 藤沢えびね・やまゆり園」が4月1日(金)に開園する。
同園を運営するのは、里山の景観保全や活用に取り組むNPO法人「里地里山景観と農業の再生プロジェクト」(冨田改理事長)。約8千平方メートルの竹林を整備して歩道を作り、下草を刈ったり、山野草を植えたりと約40人の会員が手作業で汗を流す。2015年にオープンし、昨シーズンは3千人近くが訪れた。
山野草や時季折々の花
山野草はほとんどが日本在来のものといい、エビネやヤマユリ、ヤマアジサイ、レンゲショウマなど時季折々の花が園路に沿って咲く。4月はエビネのほか、ユキワリソウやイカリソウ、キンラン、ギンランといった山野草が楽しめるという。
冨田理事長は「昔は農家の暮らしと共にあった里山。景色や雰囲気を体感して散策を楽しみながら、遠藤の魅力に触れてほしい」と話した。
苗の販売フェア4/9~24
今年度の開園は8月14日(日)まで。4月9日(土)〜24日(日)までエビネやヤマユリなどの苗を販売するフェアも開催する。
開園は午前9時から4時。入園料300円。
アクセスなどはこちらのホームページから↓
https://satochi-satoyama.jimdofree.com/