湘南ベルマーレが4月10日、ウクライナへの人道支援「ひまわりプロジェクト」の一環として、ウクライナの国花・ひまわりをあしらったユニフォームの発表会見を開いた。同事業では前段として、2日と10日のホームゲームでひまわりの種を配り、同時に募った募金を支援に充てている。
会見では畑大雅選手がひまわりをモチーフに黄色でデザインされたユニフォームをお披露目した。背面には笑顔の子どもたちが描かれている。受注販売で1着15400円(税込)。ベルマーレの収益の全額が、クラブと人道支援活動に取り組んできたNPO法人世界の医療団(米良彰子日本事務局長)、ピースウインズ・ジャパン(山本理夏海外事業部長)を通して医薬品や医療機器などの支援に活用される。
ひまわりはロシアの国花でもあることから、湘南ベルマーレの眞壁潔会長は「ウクライナとロシアの隔てなく、支援を必要としている人々の力になれれば」と話した。5月頃までに種をまいたひまわりは、7月に花を咲かせる。