絵本や児童書、約700冊を集めた私設の絵本図書室が東逸見町の谷戸にある「手しごとカフェ」の一角に誕生する。
同町在住の関川日出雄さん=人物風土記で紹介=が約半世紀かけて収集していたもので、「多くの人に手に取ってもらえる場所を作りたい」と数年前から検討。地元の縁で、同カフェの森木秀美さんが場所を提供してくれることになった。
図書室の名称は「山の上のぼくら」。子どもの歌を多数詠んだ歌人、山上憶良とカフェのある「山の上」を掛け合わせた。車の通れない谷戸にあるため、3月下旬から少しずつ手持ちで搬入しており、4月30日(土)にお披露目会を企画。「ひとり1冊でも運ぶ手伝いをしてほしい」と、当日は谷戸にある逸見子育地蔵尊(東逸見町1丁目付近)の近くに搬入用の絵本を用意。午前中から運び込みを行い、正午ごろに炊き出しの振る舞いを予定している。場所の詳細は同カフェ【携帯電話】090・2533・3622