実力派のアマチュア落語家らによる2つの寄席がゴールデンウイーク(GW)期間中、東海道かわさき宿交流館(川崎区本町)で開かれる。いずれも木戸銭(入場料)は無料、定員は100人。
4月29日「神奈川落語水滸伝」
県内で活躍する社会人落語家が一堂に集結する「神奈川落語水滸伝」は4月29日(金・祝)に開催。古典落語の名手として名高い鹿鳴家河童さんが出演し、大ネタ『百年目』を演じる。溝口を中心に落語会を開く風林亭飴治郎さんは、自作落語『いきなりヒロイン』を披露。プロのナレーターの朗々亭笑声さんによる『釜泥』、川崎区役所職員の喜楽亭笑吉さんの『祇園祭』、ベイス亭きよしさん『親子酒』、湊家波馬さんの『幾代餅』も披露される。
開演は午後1時30分、開場は1時。整理券配布は開場30分前から。
5月4日「第9回落語馬鹿四人衆」
社会人落語コンテストの入賞者による「第9回落語馬鹿四人衆」は、5月4日(水・祝)に実施。アマチュア落語のコンテストで数多くの受賞歴を持つ二松亭風林火山さんによる『百年目』をはじめ、元銀行員の金河岸亭とも助さんの『堀の内』、夢見家春木さんの『鉄拐』、喜楽亭笑吉さんの『火焔太鼓』など。開口一番は狐々亭さえの助さんが務める。
開演は午後1時30分、開場は1時。整理券配布は開場30分前から。
両寄席の事務局を務める喜楽亭笑吉さんは「笑いのひと時を楽しんでいただければ。鹿鳴家河童さんと二松亭風林火山さんが演じる『百年目』の味わいの違いも見どころ」と語る。
問い合わせは、喜楽亭笑吉さん【電話】090・4619・8675。