厚木市の緑あふれる七沢に立つ、神奈川リハビリテーション病院。脊髄損傷や高次脳機能障害、神経疾患、変形性股関節症等に対する様々なリハビリテーション訓練で定評があり、全国から患者が訪れている。創立から40年以上にわたり多くの患者の社会復帰を助けてきた同病院。
- その現場で、看護師の仕事を助け、現場を支えているのが「看護補助員」だ。
子育てと両立しやすい職場の雰囲気
濵田さんは急性期の医療機関や訪問介護の事業所での勤務を経て、現在は神奈川リハビリテーション病院で働いている。前の職場で障がいのある人と接する機会があり、「リハビリ系の病院で働きたい」という思いがあった。
病棟では配膳や入浴の介助、シーツ換え、リハビリや検査への案内など、患者に寄り添う機会が多い。
働き始めると、訓練を頑張る患者さんの姿を、様々な場所で見るようになった。「できなかったことが、少しずつできるようになっていく姿がありました。復帰していこうという気持ちが伝わってくるんです。患者さんたちをサポートできるのが、この仕事のやりがいですね」。
覚えることが多く、時には分からないことも出てくるが、どうしたら良いか、患者さん自身が優しく教えてくれることも多い。
子育てと両立するため、出勤は週3回。職場では「できる時でいいよ、無理しないで」と声をかけられる。仲間の気遣いと、家族の理解にも支えられているという。「いま自分にできることをしっかりと。いずれは早番も務められたら、と思います」。
医療の仕事が初めてでも「聞きやすい職場」
同じく看護補助員の住吉さんは、入職して1カ月。隣接の福祉施設で支援員を務めていたこともあり、「経験が生かせるかも」と人材募集に応募した。新しい職場では、患者さんから「こんなことがあったんだ」と話しかけられたり、何気ない会話がとても新鮮だった。「皆さんのサポートになれる、それが自分にとっても励みです」。
とはいえ学生時代に勉強していた分野とは異なる医療の道。入浴の介助やおむつ交換、居室の清掃や検体の提出など、初めての仕事内容も多い。分からないことはとことん聞く住吉さんに、看護師や先輩補助員は丁寧に教えてくれる。「本当に聞きやすい職場です。むしろ聞いてくれてありがとう、と言われた事もありました。怒る人がいません。課題が出てきても、上司や先輩、看護師が一緒に向き合ってくれる。抱え込まない。何とかなる。自分なりにできることをやろう。という思いにつながっています」。
- 職場には、神奈川リハビリテーション病院の「助ける」「寄り添う」精神が根付いている。働き始めてすぐ実感できるはずだ。
同院では看護師や看護補助員などを募集している。応募や条件について、詳しくは採用ページまで。
その他の募集職種
▼看護師(正規職員)
▼薬剤師(正規職員・契約職員)
▼職業指導員(非常勤職員)
採用ページはこちら