
旧暦に合わせ行ったひな人形展示も継続
国登録有形文化財「五十嵐商店」(秦野市本町2の4の9)で5月31日(火)まで、端午の節句にちなみ鎧兜の展示を行っています。期間中は誰でも自由に見ることができます。
「五月は秦野盆地が美術館になる」をコンセプトにしたリンクフリーの芸術祭「五月祭2022」の一環として行われている展示。大正レトロな五十嵐商店の存在を認知してもらうとともに、文化に触れる機会や来場者との交流を目的に実施されています。
きっかけは、旧暦のひな祭りに合わせ行ったひな人形展示。「ここを文化発信の拠点かつ市民交流の場に」と、家に眠っているひな人形の展示場所として2階を無料開放したところ、多くの問い合わせが寄せられました。
「みなさん楽しそうに飾り、その後も友人を連れて鑑賞に来られたりしていました」と話すのは、五十嵐商店を地域活性化に活用するため1階に設置されたCafeいがらしの店主、小野文男さん。今回も同様に、家庭で眠っていた鎧兜が3セット飾られています。
また、会場には7段飾りなど大小6セットのひな人形も継続して展示されています。
営業時間は午前11時から午後7時まで。日曜定休。
問い合わせは五十嵐商店【電話】0463・68・8326へ。