日本酒、ワイン、焼酎、ウイスキー…ちょっと一杯ひっかけたいと気軽に立ち寄れるのが、角打ちのいいところ。県内でも数少ない「スイングカラン」で注ぐビールの提供店としてしられるのが京急八丁畷駅近くにある「カクウチクボタ」。創業80余年の「久保田酒店」が運営しています。
「スイングカラン」とは?注ぎ方も色々
昭和初期から中期まで使われていたビールの注ぎ口「スイングカラン」は、現在のサーバービールに比べ、ビールの出る勢いが強く、炭酸が適度に抜け、口当たりがさわやかなのが特徴です。
店長の藤岡友季也さんは畷注ぎ、クロスオーバー、ミルコなど8種類の注ぎ分けを行います。かつて藤岡さんは、ビールの注ぎ名人に師事し技術を磨いたといいます。
こだわりのお酒を取り揃え
新酒や旬の日本酒が楽しめる「利き酒セット」も人気です。アットホームな店で子どもはソフトドリンク、親はお酒を楽しむ子連れ家族の姿も見られます。
物販エリアには、日本酒約190種、焼酎約80種、ワイン約220種、ウイスキー約100種、地ビール約30種など、様々なお酒やを取り揃えています。堪能してもらうため、酒蔵などお酒にまつわる様々な情報やエピソードなどを伝えているといいます。
今人気の無農薬自然派ワイン、ピンクラベル吟醸などの珍しいお酒もここでは手に入ります。また、おつまみも充実しています。
- 酒蔵を迎えての試飲会などのイベントも定期的に開催していくといいます。