川崎多摩盆栽会
宿河原の川崎市緑化センターで6月12日まで、川崎多摩盆栽会(関山弘志会長)による「サツキ展」が開催されている。
盆栽仕立てにされたサツキの鉢植えは、約10人のメンバーが自宅で1年かけて丹精込め育てたもの。大小20の作品が並んでいる。サツキを50年以上育てている関山会長(85)は「手入れは大変だが、咲いた時の感動は大きい。さまざまなサツキの姿を見に来てほしい」と語る。娘の明璃さん(8)と来園した山口絵美さんは「白と赤など色が混ざっているサツキは珍しい。本当にきれい」と笑顔を見せた。
ハナショウブも
東園の休憩室では12日まで、毎年恒例の「ハナショウブ展」も開催中だ。同センターでは約80種類を育てており、花が咲いたものから順次展示していく。同展担当者は「ハナショウブは青い花のイメージがあるかもしれないが、ピンクや白などさまざまな品種が見られる」と話す。
午前9時から午後4時半まで、月曜休園。
問い合わせは【電話】044・911・2177。