横浜市港北区の日吉を中心に活動する、「鎌倉彫刀華会・上大迫教室」の展示会が6月9日(木)から、大倉山記念館(大倉山2の10の1)で開催される。
大河ドラマでも話題
鎌倉時代に中国から伝来し、宮大工らが仏具を作成する際に用いた技法が始まりと言われる「鎌倉彫」。牡丹、菊、唐草、倶利などの古典的な文様から現代的なデザインまでの技法を使い分ける「彫り」と、その陰影を際立たせる独自の技法を使った「塗り」が特徴の伝統工芸品だ。
6年ぶり2回目の開催となる今回の展示会。師範の上大迫清山さんや同教室の生徒たちの作品、約150点が披露される。「鎌倉を舞台にした大河ドラマの放送もあり注目も高まっている。まずは作品を見てその魅力を知ってほしい。一緒に習う仲間も募集中です」と担当者。
6月9日〜12日
開催期間は、6月12日(日)まで。大倉山記念館ギャラリーで午前10時から午後4時まで(最終日は、午後3時まで)。入場無料。
展示会や教室についての問い合わせは、【電話】045・562・5584(上大迫清山さん)。