日本の食を考えるうえで欠かすことの出来ない『JA(農協)』。食料自給率が過去最低水準の37%となる日本は、このコロナ禍で食に対する考え方、食農教育についての関心も高まっている。
厚木市と清川村、地域の食を支える「JAあつぎ」では、持続可能な17の世界的目標「SDGs」に協同組合の理念から、さまざまな取り組みを実践している。
地産地消
JAあつぎが長年取り組む「地産地消」は、SDGsの複数のゴールに関わる大切な取り組み。地域内で生産から消費(12)までが行われることで、二酸化炭素の排出量を抑えられること(13・14・15)をはじめ、食料自給率のアップ(2)、雇用の創出(8)はもちろん、地域の輪を作ること(17)がSDGs達成に大きく貢献するポイントとなる。 食農教育 またJAでは、管内の小学生を対象とした「親子夢未Kidsスクール」をはじめ、さまざまな食農教育を実施。これは「エシカル消費」(社会的課題に取り組む消費など)を伝え、将来の世界を担う子どもたちの育成に繋がっている。

食と農の大切さを学ぶ「親子夢未Kidsスクール」
一人は万人のために、万人は一人のために
JAといえば、営農指導はもちろん、農畜産物の販売、金融・共済、福祉、葬祭などの総合事業を展開する。それは生活に関わるさまざまな問題をみんなで解決していく「一人は万人のために、万人は一人のために」という協同組合の精神。SDGsの掲げる「誰一人取り残さない」に通じ、これからも密接に繋がっていく。
私たちの取り組むSDGs目標
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