バスケットボール男子Bリーグ1部・川崎ブレイブサンダースが川崎駅東口に若者文化の発信拠点やバスケットボールコートを整備する。7月4日に記者会見を行った元沢伸夫社長はバスケットとeスポーツなどは同じ仲間とし、「ともに若者文化を育てていきたい」と意気込んだ。
「カワサキ文化会館」
川崎区駅前本町では、京急川崎駅に隣接するビルをリニューアルし、「カワサキ文化会館」として8月末に開業。京急が再開発を行うまでの約3年間、バスケットボール3×3やスケボー、ヒップホップ、eスポーツが楽しめる空間として運営する。3階建てで延べ床面積は約1180平方メートル。カフェやクラブ事務所も入居。若者スポーツ体験イベントやアート作品の掲示も実施する。会見に出席した福田紀彦市長は「川崎から全国へ若者文化を発信する拠点が整った」と喜んだ。
アレーナチッタ
川崎区小川町の商業施設「ラ チッタデッラ」内アレーナチッタには、2022年秋、直営のバスケットボールコートを開設。元沢社長は「全国の主要駅から徒歩5分の場所に整備できるのは、日本のバスケ界にとって大きなトピック。バスケットボールのステイタスが上がった」と語った。