利用対象 主に0歳から3歳までの未就学児とその保護(会員制)
親と子のつどいの広場「きりかぶ」(五貫目町)が今年で開所5年目を迎えた。同所はそれまで子育て支援施設がなかった同地区で、住民らの声を受けて設立。市の子育て支援事業の一環で住民有志が運営する。
利用対象は主に0歳から3歳までの未就学児とその保護者。会員は50人ほどだが、現在は感染症対策もあり利用制限をしながらスタッフ9人で活動している。一軒家を利用し、屋内ではオモチャ遊びや読み聞かせ、庭では水遊びなど保護者と子どもが自由に過ごすことができる。そのほか近隣の町内会館などを利用してヨガやアロマ講座なども実施している。
2歳4カ月と1歳4カ月の子どもと一緒に来所した母親は「上の子がイヤイヤ期で家にいるのが嫌で、ここを利用している」と話し、2歳6カ月の子どもを持つ母親は「子どもがお花や土いじりが好きなのでよく来る」という。
運営する五貫目町ムーミンの会(小林茂美代表)は「5年目になり、小学生になった子や利用していた保護者が手伝いに来てくれることも。同年代のつながりに加え、タテのつながりもでき始めた。今後も安心して利用できる場を作っていきたい」と話す。
- 開所日は火曜・木曜・金曜午前10時から午後3時(会員制)。
(問)【電話】045・465・6355