松田町の西平畑公園(松田惣領2951)から徒歩約5分の場所にある「コキアの里」で7月20日、町内で飲食店を営む飯田勝宏さんら有志が苗の植樹を行った。
抜群の眺望を誇るこの場所を春の桜まつり、夏のハイキング、秋のみかん狩りなど松田山の観光資源と組み合わせることで、町の新たな観光名所にしようと、春はネモフィラ、秋はコキアを育て、シーズンには例年たくさんの観光客が訪れる。この日は、ボランティアで集まった15人のメンバーが約1700平方メートルの畑に、種から育てた3500株の苗を一つずつ手作業で丁寧に植えていった=写真。
苗はおよそ5cm。飯田さんによると強い日差しも苦にせず育つ品種だといい、「我々も暑さに負けず除草作業をがんばりたい」と話していた。
見ごろは10月下旬ごろ。ホウキのように丸く育ち、真っ赤に色づくという。