福泉寺(三戸)で8月13日㈯から15日㈪の3日間、浄楽寺(芦名)・東漸寺(武山)・不断寺(長井)とのコラボ企画「盆竹灯篭まつり」が初開催される。
先祖に想いを馳せる場を提供
「菩提寺を持たない」「盆に寺に行く習慣がない」といった「寺離れ」が叫ばれる今、先祖に想いを馳せる場を提供しようと、若手住職・副住職の有志メンバーが考案した。4寺を巡ると、期間限定の御朱印が完成するスタンプラリー(専用紙1枚300円×2)や先祖にメッセージを書いて大晦日の夜に焚き上げする手紙参り、本堂で念仏を唱える念佛講(午後8時ごろ)の催しを用意。
竹灯籠に点灯
阿部倉にある竹林から伐採した200本以上の竹で作った灯篭に、学習や遊びのために寺子屋を訪れる近隣の子どもたちがスイカや海、漫画のキャラクターのほか、「コロナがおわりますように」などのほか、「コロナがおわりますように」などの願いを書いた半紙を貼り付けた。
「灯篭の優しい輝きを通して浮かび上がる子どもたちの想いを感じて、地域全体が明るくなってもらえれば」。夕闇が空をぼかし始めた7月28日の宵、境内で煌々とした光に照らされながらイベント準備に励む福泉寺の松原大悟副住職の姿があった。
点灯は午後6時から9時。
キッチンカーも出店
13・14日の午前11時から午後2時/5時から9時には
- THE STAND(キューバサンド)、
- kitchen293(ピザ)、
- cafe sunset Terrace Asora(軽食)、
- まねきタコ(たこ焼き)、
- パッセイヨ(昭和レトロ品物)、
- Mashuka(カキ氷)
の出店あり。売切次第終了。詳細は福泉寺:046・888・1959