農業を主題とし、上演する地域の特色を盛り込んだミュージカル『しあわせのタネ』が、4年ぶりに新バージョンで再演される。小田原三の丸ホールで11月17日(木)、午後2時〜と6時30分〜の2回。小田原を皮切りに全国4都市で上演予定。
実行委員と出演者らによるキックオフイベントが8月26日、UMECOで行われ約60人が集まった=写真。脚本を手掛けた坂口理子さんは、上演する地域ごとに取材を重ね、シチュエーションや登場人物の台詞を変えている。「観て、楽しんで、小田原の素敵なところに出合っていただけたら」とあいさつした。
今回主演を務めるのは、小田原ふるさと大使の合田雅吏さん。昨年、小田原に移住した歌手の澤田知可子さんも出演する。澤田さんは坂口さんの脚本で舞台に立つのは3回目。『しあわせのタネ』は4年前の東京公演で観賞し「今までにない感動を受け、号泣しました。プロジェクトに参加できて光栄」と話した。
現在、三の丸ホールやハルネ小田原街かど案内所などで前売券(4000円)を販売中。(問)同実行委員会【電話】080・9715・3200(午前10時〜午後5時)。