featureBanner
NEW

伝統家屋に泊まり、アートに触れる。茅ヶ崎で見つけた「暮らすような旅の風景」

シェアする
伝統家屋に泊まり、アートに触れる。茅ヶ崎で見つけた「暮らすような旅の風景」

中海岸の静かな住宅街に佇む「クリエイティブスペースハヤシ」で、ロサンゼルスの「ギャラリーオブハモサ」との共同企画による展示会『SHARED HORIZON~越境するアート展~』が開催されています。

ギャラリーに一歩足を踏み入れると、ロサンゼルスの日差しを彷彿とさせる、エネルギッシュで開放的なアートの数々。会場にはギャラリーオブハモサのキミエ・ジョーさんと、アーティストのゲイリー・オオタさんの姿もあり、今回の展示会や作品について直接お話を伺うことができました。

潮風が結ぶ、茅ヶ崎とロサンゼルスの共通点

「茅ヶ崎は本当に素敵な場所。新宿や渋谷のような都会の喧騒とは一線を画す、心地よい落ち着きがありますね」と語るキミエさん。

「ギャラリーを構えるロサンゼルスのハモサビーチも、広大なLAの中でも特に穏やかな時間が流れるエリア。海と共に暮らす人々の空気感が、どこか茅ヶ崎と似ていると感じました」

左からキミエ・ジョーさん、ハリー・オオタさん

文化が交差する拠点としての歩み

オーナーの林さんは茅ヶ崎生まれの茅ヶ崎育ち。インターナショナルスクールからオーストラリアの大学を卒業後、世界を股にかけて様々な活動を行い、2013年に生家をリノベーションしてこの場所をオープンしました。以来、クロアチアやソウルなど、世界各国と茅ヶ崎を結ぶ文化交流のハブとして活動を続けています。

ギャラリーオーナーの林美砂さん

「私が幼い頃の茅ヶ崎は、パシフィックホテルをはじめ、都心の最新カルチャーが真っ先に流れ込んでくる最先端の街でした。このギャラリーも、そんな新しい感性や多様な人々が集まる場所にしたいという願いを込めて作ったんです」

現在は息子の九里(くのり)さんと共にギャラリーを運営する傍ら、2024年には敷地内の実家をリノベーションし、民泊『泰松館(たいしょうかん)』をオープン。大正時代の面影を残す趣深い建築が、訪れる人々を優しく迎え入れます。

「暮らすように旅をする」茅ヶ崎スタイルの提案

オープン以来、宿泊客の約3分の2が外国人という『泰松館』。日本の伝統的な家屋での体験は、海外ゲストにとって非常に魅力的に映っているようです。今回、キミエ・ジョーさんもここに滞在し、茅ヶ崎の日常を満喫されているようです。

「ここへ来る方は、単なる観光というより、茅ヶ崎の『生活』そのものを楽しみに来ているように感じます。ここを拠点に都内へ足を伸ばすこともありますが、茅ヶ崎に戻ってくると『ホッとする』とおっしゃるんです」と林さんは語ります。

歴史や伝統を大切に守りながら、外部のカルチャーを軽やかに取り入れてきた茅ヶ崎。長期滞在してのんびりと過ごすスタイルは、この街が持つ「開放的な包容力」を最大限に味わう、贅沢な旅の形かもしれません。

左から、ハリー・オオタさん、キミエ・ジョーさん、林美砂さん、九里舜さん

5月には神戸で開催されるアートフェアへの出展を予定するなど、クリエイティブスペースハヤシの活動は、中海岸からさらに広がります。

国内・海外を問わず、文化交流のハブとして活動を続ける林さんは、「茅ヶ崎の文化や活動を各地に広げたい」と、今後の展望を語ってくれました。

#ちがすきトップページはこちら

住所

神奈川県茅ヶ崎市中海岸1丁目4−48

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2026-04-17

関連タグ

同じ特集の記事