相原町にある社会福祉法人つぼみの家「町田ゆめ工房」は今年、開所30周年を迎えた。ハンディのある人が日中の活動の場として通所する同工房では、二十数人の利用者が「まちだ名産品」にもなっている焼き菓子や布ぞうり、木工品などの制作に励んでいる。
30周年を記念し、賛助会員で写真家の佐々木極さんの写真展「インプレッションズ―心ゆたかに―」が10月31日(月)まで、同工房ギャラリーで開かれている。
地域の人たちに日頃の感謝と活動内容を伝えるためのミニイベント。同工房の佐々木志穂施設長が、以前に相模原市で行われた個展で佐々木さんの作品を観たことがきっかけとなり、今回の展示を依頼。地元・相原や同工房、ふるさとや旅先の風景、季節の花など印象的な作品22点が並ぶ。企画を担当した支援員の諸藤百合子さんは「普段から地域の人たちと交流したいのですが用事がないとなかなか来ることができないと思います。素敵な写真を観てホッとしてもらい、施設の中も見学してもらえれば」と呼び掛ける。開館時間は午前10時〜午後4時。土・日・祝日は休館。
問合せは同工房【電話】042・782・1491。