高津区内の工場を無料で見学
(一社)川崎北工業会(五十嵐崇会長)が11月19日(土)に「オープンファクトリー」を実施。現在、参加者を広く募っている。主催は同会および川崎市経済労働局、高津区役所で構成される「高津区久地・宇奈根地区住工共生推進事業実行委員会」。
2022年で7回目となるこの催しは、区内久地および宇奈根にある様々な工場を無料で見学できる、というもの。それぞれの工場で行われている仕事の様子や、作られている製品などについても学ぶことができ、毎回多くの参加者で賑わう地元屈指の人気イベントとして広く親しまれている。
3年ぶりの開催へ
しかし、ここ数年はコロナ禍の影響で開催中止を余儀なくされており、今回は3年ぶりの「復活」。これまでと同様、金属加工や印刷などを行う工場が参加を予定しており、機械や作業工程を見学できるほか、作業を体験できる工場もある。また、参加者には川崎フロンターレのマスコットキャラクター「ふろん太くん」のキーホルダーをもらえる特典も企画している。

親子連れでの参加も歓迎(写真はいずれも過去の様子)
「1組1カ所まで」
「オープンファクトリー」は東京都などの工業地帯で盛んに行われており、ものづくり愛好家や工場マニアと呼ばれる人たちにとっては垂涎の催し。時節柄、事前予約制を採用し1組(ひとり)1カ所のみの見学となる(先着順)。
川崎北工業会(【電話】044・811・6304)の関係者は「コロナ禍以前と同様の規模では行えませんが、ぜひ参加してもらえれば」と話している。