冬の青空を背景に、はしごの上で次々に技を繰り出し観客から拍手喝采を浴びるー。小田原鳶職組合が、出初式の花形・はしご乗りの「乗り子」に挑戦する人を募集している。未経験者歓迎、参加無料。
組合では、それまで乗り子の担い手の中心であった鳶の若手の減少を受け、伝統継承を目的に2019年から一般に門戸を開いている。
2023年1月11日(水)の消防出初式に向け若手鳶の練習も始まっており、体験や見学は練習日に合わせて実施。会場は酒匂川防災ステーション(寿町5の22の32)敷地内で、午後7時から9時で都合の良い時間。日程は2022年12月23日(金)までの平日・土曜日(雨天中止)。
募集対象は小田原在住・在勤・在学の18歳以上の男女。体験は、練習用はしご(高さ約1・5m)で基本から指導が受けられる。
体験後に練習を継続する場合も週1、2日程度の参加でも可。同組合小頭の湯川吉寛さんは、「見学からでも結構です。基本から丁寧に指導しますので興味のある方はぜひご連絡を」と呼び掛けている。参加者は、消防出初式や北條五代祭りのパレードで纏振りに参加できる場合もある。問い合わせは湯川さん【電話】090・3209・3457。