1963年に没後もなお、映画ファンを魅了し続ける小津安二郎。
代表作である「東京物語」「麦秋」などの作品は茅ヶ崎市中海岸の老舗旅館「茅ヶ崎館」で執筆されるなど、茅ヶ崎ともゆかりの深い人物です。
小津マルシェに茅ヶ崎市が参加
2023年12月12日に生誕120年を迎える小津監督。
これを記念し、2023年に全国はもちろん、海外でも上映会やイベントが開催されます。
その幕開けとして、12月12日に東京・銀座で『小津安二郎生誕120年記念 小津マルシェ』が開催され、小津監督とかかわりの深い全国の9自治体が出店し、名産品を販売しました。
茅ヶ崎市は、柳島向河原付近で整備が進む「道の駅」から発信するオリジナルブランド「Choice(チョイス)!CH(チ)IGASAKI(ガサキ)」の認定商品を出品。
来場者は興味深そうに、欣ずしの『茅ヶ崎ナンプラー えぼしの雫』や、湘南ちがさき屋十大の『茅ヶ崎しらすせんべい』などを手に取っていました。
記念企画が発表!茅ヶ崎での開催も!
メモリアルイヤーの2023年には、茅ヶ崎市では3つのイベントが行われるようです。
①2023年9月~11月、茅ヶ崎市美術館:開館25周年 生誕120年 没後60年 小津安二郎展
■小津監督の愛用品や映画で使用された絵画が展示される予定
②2023年秋、茅ヶ崎館ほか市内各所:茅ヶ崎映画祭
■小津監督の作品上映やシンポジウム、インスタレーション展示など関連イベント
③2023年11月~翌年3月頃(予定)、茅ヶ崎ゆかりの人物館:ゆかりラボ・映画史企画展(仮)
■茅ヶ崎市民から公募した「ゆかりラボ・映画史」メンバーによる研究結果の発表
小津安二郎・プロフィール
1903年12月12日に東京都江東区で生まれ、少年期を三重県松阪市で過ごした後は1923年に松竹へ入社。数々の名作を生み出し、1963年12月12日、60歳の誕生日にその生涯を閉じました。