地域の小中学生が日頃の生活で感じたことを表現する「ジュニア五行歌」の展示が、JR辻堂駅南口の湘南銀座通り商店街で始まった。有志から成る「五行歌でふれあい実行委員会」の主催で21年目。全120首が道行く人々の目を楽しませている。
地元の小中学生らが
明治地区青少年ふれあいネットワーク事業の一環として実施されているもので、明治・八松・羽鳥の3小学校、明治・羽鳥の2中学校が参加。夏休みの課題などとして児童生徒らが創作に取り組む。
題材は学校生活や家族関係など自由で、今年は1428首が集まった。実行委員長の窪田園子さんは「ウィズコロナ生活や多感な時期ならではの心の機微が表れた作品が多かった」と総評する。
作品は例えば次のような具合だ。
《パパがころなになった/かなしかった/でもかぞくみんなでいられた/ままがたいようみたいにあかるかった/しあわせ》(まつしたこうき 羽鳥小1年)
《ちょっとお姉さん/呼ばれて嬉しそうな母/ちょっと奥さん/呼ばれて恥ずかしそうな姉/笑いをこらえるわたし》(坪内咲花 明治中2年)
展示は3月26日まで。