三浦市内の小中学校に勤務する教諭やOB・OGを合わせて18人が手掛けたアート作品が一堂に並ぶ「三浦市教職員美術展」が3月18日㈯・19日㈰、初声市民センター2階講義室で開かれる。時間は午前9時から午後5時まで(最終日は4時まで)。入場無料。
子どもたちに表現する楽しさを伝えようと、26回目を迎える同展。初声・三崎・南下浦3中学校の美術部による合同作品展も同時に行われ、油絵や水彩画、彫刻、陶芸、写真など、約200点が展示される。
開催まで1週間に迫った3月中旬、南下浦中学校の美術室では、部員たちが花や海をモチーフとした作品の仕上げ作業に没頭。美術部で部長を務める岩澤ゆず結鈴さんは「まるで本物の花があるように、多くの人が笑顔になれば」と色鮮やかなバラを描いた。顧問の松木整教諭は「出展する私も生徒も年一度の制作活動は良い刺激になる。また、他の先生方の世界観や技術を知れる場でもあるので、普段とはまた違った側面を感じてほしい」と来場を呼び掛けている。