【三浦市】ミウラトラストー割烹旅館リノベ「本陣」誕生ー分散型で顧客回遊・消費喚起へー

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【三浦市】ミウラトラストー割烹旅館リノベ「本陣」誕生ー分散型で顧客回遊・消費喚起へー
三崎港を望む「本陣」屋上からの景色=ミウラトラスト提供

3月1日から「本陣」が新たに加わる

 古民家再生事業を展開するミウラトラスト(鈴木雄二代表/三崎)が運営する分散型ホテル「三浦半島の旅宿 三崎宿」。3月1日には、新たに「本陣」が加わり、4棟8室体制となった。

 本陣は、1956年頃から営業していた割烹旅館「立花」をリノベーションした宿泊施設。5階建てで全5室(各約40〜50平方メートル/定員2人)あり、三崎港を望める客室風呂が完備されている。

 同社は2021年、三浦市、地域経済活性化支援機構(REVIC)、横浜銀行、京浜急行電鉄の5者で、地域資源を活かした観光コンテンツ開発などを目的に連携協定を締結。先行オープンした3棟は、明治期から続く酒屋を再生した「酒宿」(15年10月)、金物屋の土間を活かした「旅宿」(18年2月)、元マグロ問屋で久野隆作元三浦市長の商家を改修した「蔵宿」(22年4月)で、フロントや宿泊、食事処などを別々にすることで、マグロ目当ての顧客に下町を回遊させ、日帰りから夜の賑わいを抄出、消費喚起に繋げる狙いがあるという。

住所

神奈川県三浦市割烹旅館 立花

公開日:2023-03-17

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