瀬谷区民文化センターあじさいプラザが、ＳＮＳや広報誌を通じて情報発信するＰＲ大使を募集している。市内の区民文化センターでは珍しい試みで、同プラザでは市民から見た魅力をアピールしてもらいたい考えだ。瀬谷駅南口直結のライブゲート瀬谷３、４階にある同プラザは、昨年３月にオープン。音楽多目的室や広いギャラリーを備え、区民団体などの展示会やコンサートなどが数多く行われている。

　ＰＲ大使は認知度やブランド力を高め、芸術・文化を地域に広めてもらおうと募集するもの。ボランティアとして活動し、同プラザ主催のコンサートや展覧会、ワークショップなどに参加してレポートを作成する。アーティストへのインタビューも企画されており、ツイッターやインスタグラムといったＳＮＳと広報誌で情報を発信していくという。

　「私たちでは気付かないような、一般の方から見た時の魅力を伝えてもらえたら」と担当者。大使はレポート対象のイベントに無料で参加できるほか、音楽やアート、スポーツ活動などを行っている人の場合は同プラザがそのＰＲをサポートするという。

　募集人数は数人程度で、市内在住・在学・在勤の高校生（保護者の同意必須）以上であること、ＳＮＳで情報発信できること、広報媒体などに顔を出せることなとが条件。活動期間は４月から１年間で、希望者は３月31日（金）までに履歴書と自己ＰＲを用意して、郵送やメール、窓口などで申し込む。

　担当者は「レポート体験を将来の仕事に生かしたい人や、写真や言葉で伝えることが好きな人などをお待ちしています」と呼びかけている。詳細は同プラザホームページ、または【電話】０４５・３０１・３５００。