横浜市港北区の大倉山7丁目1805付近、大豆戸町から大倉山へと続く太尾堤緑道の桜が見ごろを迎え、道行く人々の目を楽しませている=写真(3月22日、午後2時ころ撮影)。
複合遊具のほか、彫刻等が点在する太尾堤緑道は、区内で知られた桜の名所。管理する港北土木事務所によると、ソメイヨシノやジンダイアケボノ、ヨコハマヒザクラなどで桜並木が形成され、途中、太尾南公園愛護会や太尾堤緑道公園愛護会が手入れする花壇も3カ所ある。
気象庁の発表では、この日の横浜の最高気温は23℃を超え、午後2時ころには暖かい陽気に誘われるように、多くの人が散歩やジョギングを楽しんでいた。
大倉山在住で現在育休中という会社員の女性は9カ月の子どもとともに訪れ、「日ごろの散歩コースなので、(桜の存在を)知っていた」と話し、我が子と桜、花壇を一枚の写真に納めようと、スマートフォンの画面に目を向けていた。