富士山頂に夕日が沈む「ダイヤモンド富士」の、春の撮影シーズンが近付いている。小田原市内で写真教室を開講している渋谷義一さん(70)は、「富士山と光輝く太陽が織りなす光景はまさに自然の芸術。4月のダイヤモンド富士はまだ富士山頂に冠雪が残っているシーンです」という。
渋谷さんは、カメラでの撮影は50〜300mmぐらいのレンズが適しており、小田原付近では観測日の前後1日、3日間にわたって観測できるという(時間は若干異なる)。「撮影地では車の往来などの安全を確保し、私有地などには立ち入らないようマナーを守って」と話している。
撮影スポット(渋谷さん調べ)

ダイヤモンド富士撮影スポット=渋谷義一さん作成
【1】報徳橋/4月16日(日)午後5時44分ごろ
【2】田島/4月18日(火)5時49分ごろ
【3】富士道橋/4月21日(金)5時49分ごろ
【4】富士見大橋/4月23日(日)5時50分ごろ
【5】飯泉橋/4月28日(金)5時55分ごろ
【6】小田原大橋/4月30日(日)5時57分ごろ
【7】酒匂橋/5月1日(月)5時58分ごろ