吉川農園(万田)で「ペチュニア」が出荷ピークを迎えている。約500坪のガラス温室に赤やピンク、白、黄、青、紫色など15色のペチュニアが並び、出荷作業が続く=写真。
同園ではバカラやバカラiQ、マンボの3品種を栽培。成長が早く丈夫なため、初心者でも育てやすい花として知られ、色のバリエーションが豊かで春のガーデニングシーズンに人気という。
同園では昨年12月から種の植え付けを始め、3月下旬に出荷を開始。約5万ポットのペチュニアを、JA湘南の直売所「あさつゆ広場」(寺田縄)や県内外の市場などに出荷している。吉川雅幸さん(38)は「今年も例年通りの品質。ただ、3、4月の暖かさで例年より咲き始めが早い」と話す。出荷は5月いっぱい続く見込みという。