湯河原で栽培されているミカンの模型展示がこのほど、湯河原惣湯テラスで始まった=写真。湯河原ミカンを町内外に発信する活動をしている「湯河原みかんサミット実行委員会」(石澤秀樹実行委員長)が企画した。
湯河原町では秋から春にかけて、80品種以上が栽培されているが、町民にもあまり知られていないことから、一度に展示する機会をつくろうと発案。57品種を1年かけて果実から型を起こし、食品サンプルを作った。
色や大きさ、重さも忠実に再現されており、観光で立ち寄った家族連れは「こんなに種類がありびっくり」と驚いていた。石澤実行委員長は「写真を撮る人も多くうれしい。魅力発信につながれば」と話していた。