星が丘在住の小林祥子さん(83)が指揮する女声合唱団「コール・プルメリア」と「コーロ・オルテンシア」によるコンサートが5月27日(土)、杜のホールはしもと(緑区橋本)で上演される。午後1時30分開場、2時開演。チケットは1000円(全席自由)。
音楽大学卒業後、教師としても活躍した小林さんは「明るく楽しく、笑顔で歌える女声合唱団を」と、1985年に「コール・プルメリア」を、99年に55歳以上を対象とした「コーロ・オルテンシア」を発足した。現在もそれぞれ週に1度の指導を続けている。
注目の第二部
注目は第2部の「照手姫」を題材とした創作オペラだ。「合唱と映像のための創作オペラ『道行』〜常陸の国の小栗判官 相模の国の照手姫〜」と題し、相模原に古くから伝えられる照手姫と小栗判官の物語を映像にのせて演奏。2人が出会い、奇跡を起こしながら懸命に道を行く姿を表現する。作曲は、NHKのラジオ体操でピアノ伴奏を務めた加藤由美子さん。また演出には細部に至るまでこだわっており、作品内で使われる30枚以上の絵画は、小林さんの友人らが協力して制作したという。
小林さんは「命の尊さを伝えたい。『幸せな道を行きましょう』というメッセージを込めている」と話した。