川崎市多摩区内の2023年七夕飾りを一部ご紹介~短冊に願いを込めて~

シェアする
川崎市多摩区内の2023年七夕飾りを一部ご紹介~短冊に願いを込めて~
生田出張所多目的スペース前の七夕飾り=2023年6月30日

生田出張所

 生田出張所3階の多目的スペース前に七夕飾りが登場。施設の利用者や、近隣にある生田小学校の児童らが願いを込めて書いた短冊がつるされている。

 2022年から始めた取り組み。職員が出張所裏にある敷地から笹を切り出し、3メートルほどの高さの七夕飾りを作った。

 脇には短冊が用意されており、自由に願い事を書いてつるせるようになっている。笹には「コロナがなくなりますように」「石油王になれますように」などといった、近隣住民らによる思い思いの願い事が書かれていた。7月7日まで設置。

五反田自治会

笹に短冊を付ける児童=2023年7月3日

 生田の五反田自治会(井上紀代会長)は、五反田川に恒例の七夕飾りを設置している。

 地域の子どもを思い、2010年から続けている取り組み。装飾された2本の大きな竹と川沿いの柵に一定間隔で取り付けた小ぶりの笹に、近隣の保育園や老人会から集めた短冊をつるした。加えて、7月3日には東生田小学校4年生児童約130人が総合的な学習の時間に訪れ、「サッカーの大会でゆうしょうする」「字をきれいに書きます」などと願い事を書いた短冊を結び付けた。

 場所は生田大橋付近。7月8日午後撤去予定。

生田団地自治会

金や銀にきらめく輪飾り=2023年7月3日

 生田団地自治会(井上佶会長)では菓子などの廃材を利用した「エコ七夕飾り」が夏の陽ざしを浴びてきらめいている。

 豆腐のパッケージやペットボトルの包装などで作った輪飾りや吹き流しで装飾された七夕飾り3本を自治会集会所前などに設置。道行く人々の目を楽しませている。

 6年ほど前、紙で作った恒例の竹飾りがその日の夕立で台無しに。菓子を食べながら反省会をしている時に袋を見た自治会員がひらめき、翌年から現在の形になった。

 場所は枡形中学校北側(坂の下)。設置は7月9日(日)昼頃まで。

宿河原駅前商店会

約10メートルの七夕飾り=2023年7月3日

 二ヶ領用水宿河原堀を愛する会(戸田賢一郎会長)は7月1日と2日、宿河原駅前商店会(高橋利之会長)の一帯に七夕飾りを取り付けた。

 取り付けは、愛する会のほか、商店会会員、稲田中学校有志が行った。短冊は、稲田小、中学校、近隣の老人会が書いた。約10メートルの竹6本、約1メートルの竹8本が並んだ。戸田会長は「地域みんなの協力があり、取り付けられた。商店会がにぎわってもらえれば」と話した。竹は8日に取り外し、8月20日に実施される二ヶ領用水灯篭流しの光のオブジェに使用されるという。

住所

神奈川県川崎市多摩区

公開日:2023-07-07

関連タグ