議題 「地域の見守り活動」の推進に向けて
地域のつながりが希薄になる中、災害時要援護者への対応など、対応すべき課題も多い。日頃から見守り活動を行っている別所町友会の事例を聞いたほか、各町内会から現在の見守り活動の状況が説明された。
ポイント 日常から要援護者とコミュニケーション
別所町友会は2011年に独居の高齢者や障害者などの要援護者を支援するための「みまもりたい」を結成した。要援護者を対象にアンケートを行って同意が得られれば、見守りに必要な情報を聞く。「みまもりたい」の隊員と要援護者が相談し、見守り方法を決めており、日頃からコミュニケーションを図るように意識しているという。隊員からは「見守り活動は地域福祉の第一歩。『心の救援物資』であり、町内会全員がお互いに少しだけ気にかけあう活動を広げたい」と話した。同地区社協は2月に専門家を招いて見守りに関する研修会を行っており、役員から「各町内会で取組をもっと進めてほしい」との声も聞かれた。
(このレポートでは、各地区で行われている地区懇談会の様子をお伝えします)