初戦は7月22日午後4時からVSザンビア戦
女子サッカーW杯の日本代表の初戦が7月22日(土)、ニュージランドで行われる。メンバーに選ばれた中原区内出身のFW・植木理子選手(東京ヴェルディベレーザ所属)の活躍を期待し、出身チーム「AC等々力マーメイド」の後輩らが日の丸の応援幕への寄せ書きを完成させた。
「AC等々力マーメイド」がエール
AC等々力マーメイドの練習に今も時折顔を出すという植木選手。そんな憧れの先輩を慕う後輩は多い。前キャプテンの高原煌莉(きらり)さん(中3)は「人としても選手としても尊敬している。実際に会ったけれど、親切で明るく接してくれた」。小さい頃からチームに所属している兎毛成晴菜(ともなりはんな)さん(中3)は「朗らかで話しやすい選手。代表として点を決めて活躍してほしい」、横山未來さん(中1)は「WEリーグで得点王を取った勢いで世界でも目指してほしい」とエールを送り、日の丸にメッセージを込めた。応援幕は植木選手に届けられ、感動していた。
植木選手の育ての親でチームを率いる斉藤公秀さんは当時を振り返り、サッカーのほかにもスポーツをしていたことで自然と身体能力がつき、スピードのあるプレーで全ポジションをこなしていた、と笑みを見せた。「彼女は強い、うまい、速いだけじゃなく、誰からも愛される子」と振り返り、「緊張やプレッシャーを逆に楽しんで頑張ってほしい。日本代表の活躍で女子サッカーが盛り上がってくれたら」と思いを話した。
試合は対ザンビアで日本時間22日(土)、午後4時から始まる。