地域の外国人に日本語を教えるボランティアの入門講座が浦舟町のみなみ市民活動・多文化共生ラウンジで8月30日から全6回行われる。南区には有志が運営する日本語教室が多くある。外国籍住民が増える中、教室の需要も高まっており、それを支えるボランティアが求められている。
講座では南区の現状や日本語ボラティアの役割、外国人に教える際の「やさしい日本語」、日本語の特徴などを学ぶほか、外国人や日本語ボランティアとして活動している人との交流もある。
講師は日本やタイで日本語教育や教員養成に携わってきた渋谷実希さんと外国人の支援を行う「東京にほんごネット」代表の有田玲子さん。講座の前半3回を渋谷さん、後半3回を有田さんが担当する。
講座は8月30日から10月4日までの全6回、いずれも午前10時から正午。原則、南区で日本語ボランティアとして活動する意思があり、全回参加できる人が対象。参加無料で定員は先着20人。同ラウンジは「日本語習得のお手伝いをしながら、外国人と交流しませんか」と呼び掛ける。申し込み、問い合わせは同ラウンジ【電話】045・232・9544。