学習支援ボランティアグループ「たんぽぽプロジェクト六角橋チーム」は8月23日〜25日、外国籍や海外にルーツのある小中学生を対象に「夏休みの宿題お助けプロジェクト」を行った。
たんぽぽプロジェクトは、学習支援ボランティア養成講座のメンバーで結成された。今回の企画は、外国籍人口も多い区内で、日本語を母語としない人たちをサポートしたいと、六角橋エリアのメンバーで始め、活動を知った地域住民や大学生もボランティアとして参加している。
「単なる学習支援だけでなく、地域と交流する居場所の一つを目指している」と中心メンバーの平井京美さんは話す。今回も、勉強の時間を取りながら、お菓子タイムや折り紙、かるたなどで一緒に遊ぶ機会も設けた。日本人の子どもを含め、5人が来場し国境を越えて交流を深めていた。
神奈川大学のボランティアサークルのメンバーでもある田中裕斗さん(19)と石崎虎太郎さん(18)は、「子どもたちと一緒に過ごす時間は楽しいし、分かりやすい言葉選びなど自分たちが国際交流を学ぶ機会にもなった」と振り返った。
平井さんも「保護者も含めて、海外で悩みや不安を抱える人たちの拠り所となるよう、今後も継続して活動を続けていきたい」と抱負を語った。